BMW3シリーズに乗っている方の一番の悩みは音の悪さではないでしょうか?
純正のスピーカは音が凝り気味というか高音が薄っぺらいというか・・・このハイレゾの時代に何とも乗り遅れているような感が否めませんね。そこでスピーカ交換で何とかしてみます。
BMW F30はフロントスピーカ交換が効果的。
今回はまずフロントスピーカ交換でどれほど改善できるかレポートしてみます。
まず私のBMW328iで交換例を考えてみました。私のF30はツイータ部分は無いタイプですので、まず悩んだのがツイータ付きの2WEY化するか否か。その場合フォーカルなどのツイータ部分の窓枠キットが必要になるのとネットワーク付きのスピーカセットが必要になるという点。
そもそもツイータ分別が必要なのか色々皆さんの体験談などを調べてみたのですが私は1WEYでツイータは分けずに10センチで2WEY一体型のスピーカでやってみることにしました。
カロッツェリアTS-F1040とデッドニング材料で!
チョイスしたのはハイレゾ対応で比較的安価なカロッツェリアのTS-F1040
最近カロッツェリアからBMW専用の10センチスピーカと少しのデッドニング剤のセットのものが発売されましたよね?おそらくそのセットの中のタイプのスピーカがこれなのではないかと思い、この2Weyスピーカのみ単体で購入しました。
2wayスピーカ TS-F1040は5000円程度で手に入りますしデッドニング材料はバクワークスさんで9000円程度で手に入ります。合計10000円程度でカロッツェリアのBMW専用セット(26000)と同等、それ以上の材料が用意できました。
吸音材セット・スピーカ裏遮音材・バッフルボード・ブチルゴム材料・バッフル用スポンジ
などなど、いろいろな材料を用意しDIYにて施工します。
BMWスピーカ交換作業開始!
まず先日のアンビエントライトの時と同じように内張り外しです。
アンビエントライト交換の記事参照ください。
このように純正のスポンジは全て剥がしていきます。ブチルゴムが硬化気味でしたので勢いよく剥がすと簡単に剥がれました。
この大きなホールから中のドアに吸音材を貼り付けていきます。
私は100✖️200にカットしていただいた材料を10枚くらい片側ドアに使用しました。
できるかぎり張り詰めていきました。
スピーカ裏部分には吸音・共鳴防止に固めのウレタン素材を貼り付けました。
これでDIYデッドニングは一応完成。ここからブチルゴムのアルミを貼り付けて穴をすべて塞いでいきます。
ちょっと見た目が雑に見えますが厚めの材料ですのでしっかりと塞ぐことができました。
運転席側もしっかりと施工
バッフルボードにウレタン素材を貼り付けます。これで取り付けるとさらに密着し振動も皆無になります。
ぴったりジャストフィットです!!
あとはスピーカを配線し取り付けて完成です。手順どおり内張りを戻していきいよいよ音の確認です。結果は!!!!
BMWはフロントスピーカ交換でどう変わるのか!!
結果は!
お世辞抜きで激変でした!!広音域の鮮明さと響きは特に変化が感じられ今まで聞こえていなかった音が聞こえてきてビックリしました。中低音域は少し物足りないかなと感じたのですが、原因は設定でした。純正スピーカの時に設定で高音を求めて低音を下げていたのが原因でした。その後交換後は逆に低音を多めの設定にしたら最適な音域に安定し大満足です。
ちなみに私はこのくらいの設定で最高の音域な感じです。ご参考に。
結果。BMW3シリーズはフロント2way1スピーカでも充分。
ツイータを選択するか迷っていたのですが、今やこれだけ1スピーカで高音が得られているので逆に良かったのかもしれません。他の2スピーカのツイータ付きのみなさんがシャカシャカ音がきになると言っていた意味がわかりました。
おそらく1スピーカの2wayでちょうど良い高音が得られるのではないかと思います。あとは、おそらくデッドニングによる効果の方が大きいのではないかと思います。音のメリハリが圧倒的に違って聞こえましたのでデッドニングできちんとスピーカ部分からのみ音が反響しているのだと思います。低音の強い曲でのメリハリは特に凄かったです。
1スピーカ2wayプラスデッドニングで充分楽しめます。
私は施工前にもしも1スピーカで満足いく音が得られなかったらツイータ付き2way化にしようと考えていました。
しかしながらこの結果で充分に満足いく音が得られましたので今後フロントスピーカは交換することはないでしょう。次は低音域を強化するためにリアスピーカを低音重視で交換してみようと思います。またそれもレポしますのでお楽しみに。